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東京時代のバレエの恩師が高齢で入院していると聞いて、お花を贈ることにしました。お花屋さんの友人に頼んでも良かったけれど、人生の恩師、これは私が一生分の感謝を込めて(大げさ)作るしかないと思って、朝早くから花市場に行き、花を選んでアレンジして本日無事発送しました。先生は、紫の君と呼びたいほど、紫好き。本当は先生のお好きなライラックの紫を入れたかったけれど、市場にもなくて断念。ちゃんときれいなまま届くか一抹の不安が残るけど、それは仕方なし。長持ちする花より、雰囲気を選んだ私の責任。それにしても、うすピンクのバラのように見えるのは、ラナンキュラスだそう。トゥシューズのピンクサテンのような光沢があり、思わず購入。白の小さなチューリップもかわいい。市場には、町のお花屋さんではあまり見かけない花があって、たまに行くと、予算オーバーで買ってしまうのが困ったところです。

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残り花で
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2019.01.30 蜜蜂と遠雷
久々に本を読みました。
そう感じるほど、長かったです。
500ページ、二段構え、字も小さいです。
ハードカバーは重いし、手が疲れますねえ。

さて、ハード面はその辺にして。
蜜蜂だか蜂蜜だか、遠雷だか雷鳴だか紛らわしい題名ですが、1冊まるまるピアノコンクールの本です。
のだめカンタービレ以来、にわかクラシック音楽ファンの私ですが、この本もまたすごかったです。
500ページのほとんどが、曲の解説です。ピアニストがピアノを弾く時、何を考え、何を感じ、何を表現しているのか。
それがずーっと綴られています。
一次予選の100名近いコンテスタントから三次、そして本選の曲まで。

主に四人のコンテスタントに絞って書いてあるけれど、皆それぞれに「天才」肌で、誰が優勝するかは、最後までわかりませんでした。結果は、私の想像を裏切るもので、ちょっと残念。

この本は、ネットでフォローしている人が、良かったと言っていたので、読もうと思ったのですが、図書館予約は124人待ち。文庫版はまだないし、アマゾンの中古本も1500円ぐらいします。(新本は1,944円)結局、町の古本屋さんで1300円程度に手に入れました。人気ですね。

なんとなくブックカバーをして読んでいたのですが、後半邪魔になって、カバーを外したら、中の装丁が真っ黒!小さな白い字で題名が書いてあるだけです。カバーを外した方がよっぽど何の本かわからずかっこいいではありませんか。大胆なデザイン、と思っていたら、急にわかりました。この黒、ピアノなのですね。つややかなピアノの黒なのでした。

この本の中の、音楽解釈がどこまですばらしいのか、素人の私にはよくわからないのですが、音楽って奥が深いのだなと思いました。音楽の言葉、私にも理解できればいいのに。

映画が出来ると聞きました。この壮大な解釈の曲を誰の演奏で表すのか、楽しみです。じん君のピアノ、誰が弾くのでしょう。
のだめの時もそうでしたが、本やマンガでは、素人にはメロディーが頭に浮かばないので、曲の解釈がうまく心に響きませんが、映画になれば、音もついているので、楽しみも理解度も上がると思います。

面白かったけど、長くて疲れました!

両親の介護で家からあまり出られず、ガイドの仕事もできない私に、ポストカードの依頼が来ました。
しかも2ヶ月で500枚近く!家で、自分の世界の事ができるのは幸せです。
大量の自分の写真で癒されています。笑

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写真は、どの写真のリクエストが来たかの確認のため広げて撮りました。
一枚目、左上はルーちゃん飛び入り参加。

以前、ネットで見かけて気になっていた本。
図書館で予約して借りました。



題名的に、両親と同居を始めたばかりの私は、カバーをかけないと読めませんでした。笑
でも、内容は題名のような感じではなく。

山梨県のある盆地で、土石流が発生して、ある少年が生き残ります。他の家族はお父さん以外は全員犠牲になりました。その後その村を潰してダムを造ることになり、ダム建設推進派と反対派の話になります。
つまり、どちらかというと社会派の小説です。

でも、生き残った少年が50年たって、ダム建設反対派のリーダーをしているのですが、その反対派が守り作っている村が、ユートピアなのですよね。日本一のワイナリーがあり、ジャム工房があり、モネの庭があり・・・こだわりのパンを作って、ほとんど自給自足の村。

実際にあったらぜひ行ってみたいです。

こんなところで、老後が過ごせたら・・・なんて考えてしまいました。



アラスカのカメラマン、星野道夫氏の奥様の本です。
彼の本に惹かれて、出会った本です。奥様の目線から見た星野道夫氏。
素顔が垣間見えて、人柄がさらによくわかりました。
写真も彼の選択とはまた違って、見ていない写真もたくさん。
もっといろいろ撮って欲しかったです。

トーテムポールのワタリガラスや鯨模様が示す、アジア大陸から人々が移動してきた根拠など、きっともっと面白いことがたくさん発見できたはず。




最後に、アラスカの人に、「ナオコはクマは許すことができたのか?」と言う言葉に、奥様の「クマを許せないと思ったことはない」という返事。
深い悲しみと、星野氏の生き方を尊重する奥様の言葉が胸に残りました。


注)1996年、星野道夫氏は、撮影旅行中にクマに襲われて亡くなっている。