2009.09.29 Silas Marner
Silas Marner: Level 4 (Bookworms Series)Silas Marner: Level 4 (Bookworms Series)
(2000/08/21)
George Eliot

YL 3.8
16,125語

第一印象は、クリスマスキャロルと似ていると思いました。
悲しい出来事があって、人を信じられなくなり、お金の亡者になった主人公。彼がどうやって救われるようになったかの物語ですが、グレイテッドリーダーの宿命か人物の心理描写が途中で抜けているので、今ひとつ、「なんでこうなるの?」とストーリーがすかすかな感じは否めません。
でも原書でしたら重くて暗くて途中で投げてしまったと思うので、これくらいの量でちょうどいいのかもしれません。

泣けるというほどの物ではありませんが、展開が早いのでそこそこ楽しめます。
星4つです。

ストーリーではないのですが、文法で、やたら仮定法が多いのが目立ちました。
思わず返り読みしたくなります。仮定法が2つ3つ続くと何が言いたいのかわからなくなってしまいます。
原稿用紙10枚を書く力 (だいわ文庫)原稿用紙10枚を書く力 (だいわ文庫)
(2007/02/09)
齋藤 孝


以前このブログでもお話ししたことがありますが、私の究極の夢として、「本を書く」(もちろん日本語)というのがあります。
何故、いつから文を書く人にあこがれを持つようになったのか定かではないのですが。

小さい頃から、「ことば」は好きです。
中学は文芸部にいました。主に詩を読んだり書いたりしていました。
大学の英文科でも英詩の授業を主に取っていました。まあこれは、長文が読めなかったからという理由もありますけれど。

長文を書こうと思っても書けない人、文を書くことに劣等感を持っている私のような人間にはとても参考になる本でした。
「書くってこういう事だったんだ」と感心しました。

例えば、読書感想文。子どもの夏休みの宿題で私がいちばん手伝えないものでした。
だって、私も「好き」か「嫌い」または、「感銘を受けた」とかその程度の感想しか思い浮かばなかったからです。
思えば、私が作文が嫌いになったのは、あの小学校時代の読書感想文からだったような気がします・・・

著者は、まず、子どもに「その本で好きな箇所を3カ所選びなさい」と指示するそうです。
そして、何故その箇所を選んだか理由を書きなさいと。そうすれば、ペンが進んでいくそうです。
なるほど。私も感想文を書く時、1時間経っても最初の数行しか書けないタイプだったから、そういう的確な指示があったら、少なくとも1,2枚は書けたような気がします。

小学校時代にこの先生に教わりたかったです。

もちろんこの本は、感想文の書き方の本ではありません。
エッセーや論文など、なんでも自分が書きやすい題材から、とにかく10枚(4000字)書くこと。そのための、文の構築の仕方や文体の大事さが説明されています。
また、10枚書ければ、それを章や節にして、1冊の本が書けるということです。


最後にあとがきのことばを引用したいと思います。
これは、「書く」という言葉を「読む」という言葉に置き換えたら、そのまま、多読にもつながると思います。
多読と同じと考えると、私にもできるかもしれない・・と思ってしまいます。(笑)

「内容の質はともかく、量をこなした自信が次につながっていく。量をこなせるということが書くエネルギーになっていく。おそらく、短くて質のよい文章を書けるけれども量が書けないという人よりは、質はともかくとして量を書ける人のほうが、次を書こうとするエネルギーは高い。」

2009.09.23 Who Was Marco Polo?
Who Was Marco Polo? (Who Was...?)Who Was Marco Polo? (Who Was...?)
(2007/07/05)
Joan Holub

9,000語
YL 3.0

5連休もあって、1冊しか読めなかった・・・
どこへも行かなかったのに。

さて、ご存じマルコポーロですが、よく考えると、「東方見聞録」「黄金の国ジパング」しか知らないのですよね。
この本ではマルコポーロのことより、クビライ・ハン(フビライ・ハン、Kublai Khan)のことがよくわかりました。
マルコポーロが17年もクビライ・ハンに使えていたってご存じでした?
クビライ・ハンは宗教に自由な考えを持っていて、最初にマルコが中国に行った時、次に来る時には、100人の神父を連れてくるようにと言ったそうです。(結局は連れて行くことはできなかったようですが。)
この本を読んで、中国(モンゴル?)の歴史をもっと知りたいなと思いました。
また改めて、ヨーロッパとアジアは繋がっているんだと認識しました。

以前も書きましたが、この辺は(時代的な意味も含めて)私の頭の中では白地図なので、今後知識で埋めていきたいなと思いました。



あ~やっぱり私、「一般常識」落ちるはずだわ・・・(通訳ガイドの試験の話)
ものを知らなさすぎる・・・

2009.09.20 秋 2枚
秋ですね。
9月の長雨はどこへ行ってしまったのでしょう。
残暑もないし、台風もほとんどなかったですね。
このすがすがしさは10月のお天気でしょう。
どこかで運動会がありそうな、そんなよいお天気が続いていますね。

IMG_5141.jpg

こちらは数日前の夕焼けです。
日没後ですが、雲の感じから、縞模様のグラデーションのようになっています。
日が落ちるのも早くなってきました。
夕焼けに間に合うように仕事から帰ってくるのが、だんだん難しくなります。


IMG_5279.jpg

こちらは友人のアトリエにあった木の実を撮影させてもらったもの。
このアトリエは私にとって宝箱のようで、いつも何かしらワクワクするものが出てきます。
何の用がなくても、カメラは持参したい場所です。(笑)

来月、この友人のアトリエで、フラワーアレンジメント、カリグラフィーとカメラ撮影を含めて、クリスマスカードと年賀状を作成するワークショップをします。
どんな作品ができるでしょうか。楽しみ。

興味のある方は、友人のこちらのホームページに、もうすぐ information が載ると思いますのでごらんください。
http://obamychiko.com/
久しぶりに洋書のブログが書けます。

George's Cosmic Treasure HuntGeorge's Cosmic Treasure Hunt
(2009/05/19)
Lucy HawkingStephen Hawking

53,000語
YL 5.0



絵を見てもわかるように、これは小学生向けの本です。アマゾンで見たら、4才~8才向けとなっていて、小学生と言っても低学年向けだそうです。

確かにストーリーだけ見たらそうかもしれません。でもホーキング博士が書いた宇宙の説明や科学者達が現在どういう事に興味を持っているかを書いた'User's Guide to the Universe'(物語の中に挿入されている)などは、小学生高学年から中学生でも十分読み応えがあるでしょう。私たちのようなnon nativeが読むなら、宇宙好きの高校生大学生からいけるでしょう。日本語で知っている単語を英語ではこう言うのかとわかるのは楽しいですし、この本は出版されたばかりなので、最近の情報(2007,11月かに座55番星Aに5番目の惑星発見)も入っていて興味深いです。

話の内容は、「ドラえもんの宇宙の旅」レベルですが、すべて科学的な情報に裏付けられているので飽きません。
大人は、所々挟まっている科学情報を読むための繋ぎとしてストーリーを追うというスタンスがいいかもしれません。たぶんホーキング博士もそう考えてこの本を作ったのだと思います。


ちょっとネタバレ



この本では、地球外生命体はいるのかというメッセージも込められていると思うのですが、(ストーリーとは関係ないけれど)その中で気になった言葉。

'Goldilocks Zone'

'Goldilocks Zone'はこの本では、太陽の周りで地球のあるあたりをこう呼んでいます。
生命体が生まれるには、水の存在が不可欠で、しかも水が液体として存在しないと生命は生まれないと科学者は考えているようです。つまり、気温が0度から100度までの場所です。太陽系で言うと、地球のあるあたりが'Goldilocks Zone'です。それより太陽に近い水星も金星も暑すぎるし、火星木星・・・は寒すぎると言うわけです。

Goldilocksというのは「3匹の熊」に出てくる女の子の名前です。
挿絵にも女の子と熊、よく見るとおかゆのボールの絵があります。
なんで'Goldilocks'なんでしょうね。単にGoldenに音が似ているからでしょうか。

どなたかご存じでしたら教えてください。

IMG_5163.jpg

娘がイギリスから紅茶を買ってきてくれたので、久しぶりにTea Timeをしました。
紅茶はStrawberry & Rasberry。TEA PALACEというメーカーらしいです。
フルーティーで甘酸っぱい、華やかな紅茶でした。
蜂蜜を入れ、アイスティーでも楽しみました。

記念に写真を撮ったのですが、夜10時の室内の明かりでは手ブレしますね。
三脚を準備して撮ろうとしたら、我が家の古い簡単な三脚では縦位置の写真が撮れないことがわかりました。
ピント、バラに合わせたつもりですが、なんだかボケボケの写真になってしまいましたね。

こちらもまた今ひとつな写真ですが・・・
スタイリングは難しいです。

IMG_5158.jpg


2009.09.16 おとなの遠足
最近は気持ちのよい日が多いですね。
「生きていてよかった・・・」と思わず深呼吸をしたくなるお天気です。

そんな秋晴れの中、英語の仲間達と郊外に足を伸ばしてランチをしてきました。
海辺のレストランのテラス。パラソルの下では風が心地よく、会話も弾み、胃も肺も心も満たされたひとときでした。

最近のカメラ熱で、お料理を撮ってみました。
おいしそうに撮るのは難しいですね。

おいしそうに写せたかは別として、お野菜もお肉もとてもおいしゅうございました。

IMG_5250.jpg

IMG_5252.jpg

その後、友人の貸農園へ行きました。
こちらはそこでのショットです。
ニラの花と四角豆の花です。

里芋、サツマイモ、ニガウリ、オクラ・・・たくさんのおみやげ付きの遠足。
大満足の一日でした。

明日からもお仕事、がんばろうっと。

ニラの花

IMG_5261.jpg

撮影は50mm 1.4f のレンズです。
豆の花はズームできませんので、トリミングで拡大しました。
なんで「英語」するのですか?

これはよく聞かれる質問だし、自問する事でもあります。
英語を勉強する目的がはっきりしないと勉強が持続しませんよ、というのも定説ですね。

でも私はこの質問に答えを見つけられませんでした。
強いて言えば、登山家に「何故山に登るのか」と聞いて、「そこに山があるから」と答えるのと同じで、「そこに英語があるから」としか答えられなかったのです。

英語はたぶん好きでしょう。でも英語の勉強は嫌いです。
多読を続けられるのは、英語を勉強しているのではないからです。
本が読みたいだけで、英語は「おまけ」で「もれなくついてくる」みたいな。

先日通訳ガイドの試験を受け、その後、通訳養成を主とする英語学校の英語テストと無料サンブル講座を受けてきました。
友人に、「ガイドになりたいの?通訳になりたいの?」と聞かれました。
答えはたぶん「No」です。

通訳ガイドの勉強をちょっとしてわかったこと。
私は日本の神社仏閣を全く知らないということ。
国内旅行はあまりしたことないし。興味もなかったし。

通訳学校のサンプル授業を受けてわかったこと。
自分がわかっている英語も全部日本語にしないといけないということ。
たとえばsophisticatedなども、ソフィスティケイトされた、と訳してはいけないそうです。
通訳者の話では、時には「トラウマ」のように今ではほとんど日本語でも通じるような言葉でも日本語にしないといけないそうな。
最近「あれ」「それ」が増えてきた年代としては、結構きついよね。
もちろん、だから訓練が必要なんだけど。

じっと考えると、結局私は外国の人とも友達になりたいだけだと思いました。

しばらく国際交流の仕事をして思ったこと。
私は、彼らと泣いたり笑ったりしたいんだ、っていうこと。
心と心を通わせたい。人と人との言葉の壁を乗り越えたいだけだと思うのです。

私の求めている英語は、結局「私がわかること」だけのようです。
通訳や翻訳で日本語にすることではないような気がします。

もちろん今のままでは「わかった気になっている」だけのことが多いので、accuracyを求めて、またいろいろなジャンルの英語を学んでいくことになるだろうと思います。

もやもやした英語道、まだしばらく歩いていくつもりです。



Very Funny, Elizabeth (American Girls Collection)Very Funny, Elizabeth (American Girls Collection)
(2005/09)
Valerie Tripp

YL 3.5
10,000語

2ヶ月ほど前に読んでいたFelicityシリーズの別冊版で、Felicityの親友Elizabethとお姉さんAnnabellの話です。
Annabellに結婚話が持ち上がり、Annabellは舞い上がってしまいますが、妹たちは現実的で、結婚をやめさせようとします。植民地アメリカの庶民とイギリスの貴族との結婚。そのギャップがおもしろく描かれています。
当時の女性の結婚観もわかります。

とうとう通訳ガイド試験、邦文試験の自己採点をしました。

地理はまさかの52点。地理は過去問でも唯一合格点を毎回取れていた得意科目だったはずなのに。
ま、来年地理の勉強をするのは苦にならないので、いいとしましょう。

歴史はまさかの68点。もしかしたら通るかも。
歴史は全くの苦手科目で、過去問でも50点以下を連発。この科目が通ってて、来年歴史の勉強をしなくていいのなら、すっごくラク。どうか通ってますように。

一般常識は・・・思った通りの50点以下・・・(笑)
そうか、私は常識がないのか・・
しっかり新聞を読まないといけませんね。

肝心の英語ですが、気分では7割取れていそうなんですが、最近多読やTOEICばかりで、extensiveな英語にしか触れていないのですよね。
だいたい7割は内容がわかっているではダメなのですよね。こういう試験は。
きっちりとした、英訳和訳など、高校卒業してからやってないかも。きっと細かいミスをいっぱい指摘されてるでしょうね。

公表されている合格点の目安は、邦文試験が60点、英語が70点です。

来年に向けてがんばります。



先日お話ししていましたポストカード展が 今日から始まりました。

今日は仕事が休みの日なので、こっそり見に行ってみました。
どんなディスプレイになっているのかとか気になって。

ディスプレイはまあよかったのですが、私は他の人の作品にショックを受け、穴があったら入りたい気持ちで帰ってきました。
ほとんどはイラスト(マンガ風)ですが、とても素人とは思えない力作ばかりでした。
後で娘に聞くと、やはりプロが何人も入っているそうです。

そんな魅力的なポストカードの中では、私の作品など誰の目にもとまらないでしょう。

ふう。
でも紛れもなく私の作品があのお店のあそこに並んでいるんですよね。
それだけで、感激。



2009.09.01 Why Study?
イギリスに語学研修に行っていた娘が帰ってきました。
ちょっとしたアドベンチャーもあったけれど、surviveして帰ってきました。

おみやげにオックスフォードで買ったポストカードを見せてもらいました。
カードには詩が書いてあって。
ちょっと面白かったので紹介します。

WHY STUDY?

THE MORE I STUDY
THE MORE I KNOW

THE MORE I KNOW
THE MORE I FORGET

THE MORE I FORGET
THE LESS I KNOW

SO WHY STUDY?

この詩がいくつかのバージョンで売っていたらしいです。
オックスフォードの学生も考えることは同じだと知って、ちょっと親近感がわきました。