友人から紹介されて読みました。

「小説より奇なり」という言葉があるように、時として、ある人々には、運命の扉が向こうからどんどん開いて迫ってくるような事があるようですね。

人として母として、「そんな夢みたいな事考えてないで、地に足を付けて生活をしなさい」って普段は言ってしまうのですが、極々たまに、夢みたいな世界に飛んでいってしまう人々がいるのですね。だから人生は面白い。

夢みたいな世界が夢みたいに幸せだと思うほど、私も若くはないのですが、こういう人たちのように、運命から「この人生を歩め!」言われたら、それはそれで大変だろうなと思います。もちろん運命に流されたというのではなく、ひとつひとつの分岐点で、本人が能動的に選んできた道だとは思いますが。

この方はドイツに赴任されるお医者様の奥様という形でドイツ入りをし、せっかくだからと本場の声楽の先生に付き(芸大の声楽科卒)、あれよあれよという間に、ドイツオペラで主役を歌うようになったそうです。お子さんもいて子育てと舞台と悩んでいらした時代があるので、それを望んでもがいて苦しんで取った主役というわけではないようです。

最近は拠点を日本に移し、オペラからコンサートに変更しているようなので、いつか機会があったら、「運命に愛されたオペラ歌手」の歌声を聞いてみたいです。




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