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友人が、この映画のクラウド・ファンディングをしていて、Facebookで「絶対見てね!」アピールが激しかったので、ようやく見て来ました。
何というか、「いい映画だったね、」というひと言では済まされない映画だったと思います。

広島から呉にお嫁に行った「すずさん」という女性が主人公。本人も言っているように、ちょっとぼーっとしたあまりさえない女の子です。でも、だからこそ、一生懸命毎日生きています。そこに戦争の足音が近寄ってきて、空襲が始まります。最後は遠くに見えるキノコ雲。つまり戦争の映画のようなんだけど、「戦争映画」ではない。人々が過酷な状況のもとでも、冗談を言ったり、笑ったり、物のない生活を工夫して乗り切る様子が丁寧に描かれています。でもどの戦争映画よりも、戦争の真実を伝えている様な気がするのです。
実写なら描けないディーテールをアニメなら描けることもあると思います。

監督はすべてをなるべく真実に近づけるように、かなり資料を集めたようです。空襲を受けた日の天気、気温。原爆前の広島の町並み。そこにいる人々まで、戦前にすんでいた人々から写真提供を受け、お店の名前を始め、家族構成まで忠実に描き込んだそうです。

私は、母が戦時中に機銃掃射を受け、畑の中を逃げ惑い、最後は溝に飛び込んで難を逃れたという話しを聞いていたので、同じようなシーンを見た時に、初めて幼い母の恐怖を身近に感じることができました。

いい映画とか、面白い映画、そんなくくりではなく、ひとりでも多くの人に見て欲しい映画です。

「この世界の片隅に」


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