上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
あなたにバトン ー戦前・戦中・戦後の福岡の女性たちの体験記ー

発行者 第2次世界大戦前・戦中・戦後の福岡の女性の体験を明日に伝える会

RIMG0050_20111008194522.jpg

2ヶ月近く経ってようやく読み終わりました。B5版で356ページ。活字は3段組でぎっしりです。
日本語ですが、語数を気にしたくなるほど量の多い本でした。
そしてもちろん量だけでなく、中身の重さに、時々押しつぶされそうになりながら読みました。

これは戦争を知っている世代が少なくなってきていることを心配した福岡の女性たちが、お年を召した方たちに戦争を語ってもらって、彼女らの体験記をまとめたものです。
若い世代に引き継ごうとこのタイトルにしたようです。

約70名の方たちの戦争体験談です。

私は転勤族なので、福岡の歴史をよく知りませんでした。
前半は、福岡の空襲の話が多かったのですが、後半は、引き上げて来られた方たちの外地での話が多く、これもまた本当に悲惨で、読み進めるのに時間がかかりました。

今はまだ気持ちを言葉にすることができません。


私の母も機銃掃射にあって逃げまどったことがあるようですが、戦争の話になるといつも不機嫌になり、詳しい話を聞けませんでした。
これは福岡の方たちの話ですが、未だに戦争を語れない母の替わりに語ってくれたようです。
思い出したくない事がらでしょうけれど、語っていただいて本当にありがとうございます。
日本の重要な歴史文書のひとつになったのではないでしょうか。

戦争を男性の目から見た書物は多くありますが、この本のように普通の女性の飾らない言葉の中にある戦争の悲惨さは珍しく、ボディブローのように後からズシンときます。

この本は、図書館に入っているようです。
ぜひひとりでも多くの方に読んでいただきたいと思います。





Secret

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。