ペコロスの母に会いに行くペコロスの母に会いに行く
(2012/06/30)
岡野 雄一


仕事場で西日本新聞を読んでいる私にはなじみのある絵ですが、家で朝日新聞派の主人はテレビで初めてみたそうで、即 本を購入していました。
昨年脳卒中で母が倒れた我が家は人ごとではないので。

介護のマンガと思って読みましたが、これはもう文学でしょう。マンガ形式なので多くは語られませんが、長崎が舞台であるので、原爆の話はさけられないし、戦後の混乱期の話、お母さんの人生が静かに語られています。

「うちがボケたけん父ちゃんが現れたとなら ボケるとも悪か事ばかりじゃなかかもしれん」 本文より

この本で、私達の生活ペースで介護をするのではなく、両親のペースに私達が寄り添うことが大事だと教わりました。実行するのはなかなか難しいとは思いますが、介護を目前にしている私達の緊張をほぐしてくれた本でした。




Secret