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風に立つライオン風に立つライオン
(2013/07/18)
さだ まさし

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高校生の頃から「さださん」を聞いていました。
彼の美しい日本語が好きだし「北の国から」に代表されるクラシックのような壮大な音楽も大好きです。

最近は彼の「本」も好きで、見つけると読んでいます。
「解夏」は、たまたま行った眼科のロービーに置いてあって、2回の診察の待ち時間だけでは読み終わらなかったので、診察後も読み続けました。

さて、そんな私なので、先日テレビでこの「風に立つライオン」の小説が出たと聞いて、すぐ本屋に走り読みました。
さださんの歌で、風に立つライオンは一番好きな歌だからです。
ある青年医師が、アフリカの医療に従事する話です。日本に残された恋人からの手紙への返信が歌われています。

歌をご存じない方はこちらをどうぞ。
少々長いです。




本の方は、そうですね。
私の「風に立つライオン」のイメージとは違いました。

テレビの中でさださんご自身がおっしゃっていましたが、この歌は、これで完結しているのです。ひと言も足す必要も引く必要もありません。
ですから、小説の方は似ているけど違うお話と思った方がいいと思います。
そして、小説の方はまた別な意味で、心にズシンとくるものがありました。

歌の「風に立つライオン」の医師は、病気の人を治しに行くのですよね。歌詞にもそう書いてあります。
小説の方は、外科医で、患者は内線で負傷した兵士や子ども達です。銃や地雷で負傷し、手足を切断しなくてはいけない子ども達がたくさん。
歌では、「患者達の瞳の美しさ」と歌っていますが、小説では、撃たれた少年兵士の憎しみの目、心を閉ざしたきりきりと痛いような目をしています。

後半は、日本の震災の話になります。

さださんの今回のテーマは「バトン」。

若い頃は「今」や「自分」という「点」しか見えないのですが、50年も生きてますと、だんだん俯瞰になってきて、点と点が線に見えてくるものですね。
両親から私、私から子ども達へ、私はちゃんと「バトン」を渡せたのでしょうか。


さださんは、この後、「八ヶ岳に立つ野ウサギ」という歌も作ってます。笑
別にアフリカである必要はなく、ライオンになる必要もない。
そう、結局は先日見た映画「風立ちぬ」と同じで、どんなことがあっても、しっかりと地に足を付けて立ち、自分の人生を生きよ、ということでしょう。その時、周りの誰かにその意志(遺志)が伝わり、バトンが受け継がれていくことでしょう。






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